ご支援のお願い

「しっぽのきもち」は、メンバー全員が実際にセンターからの引き出し・保護・譲渡・地域の猫の問題対応などをしています。
直接動物に関することには皆さまのご理解もしていただきやすいのですが、肝心な入り口の「啓発・教育」活動には、なかなかご理解・ご支援を得にくいのが実情です。

日常の保護活動の追われる中、一人では、しにくいけれど大切なことの一つとして、「蛇口を閉める」ことにつながる啓発活動がありました。
単に、「かわいそう」という感情論や「愛護」という自己流の接し方ではなく、科学的知見を基にした、人間と動物、双方の福祉＝ワンヘルスの普及とその先にある、主体的に幸せを持続させることができるwell-beingを目指しています。

地域の猫問題に関する啓発活動は「手術をして終わり」ではありません。
実際に地域住民の方々に共生の意義を知っていただき、捕獲に協力してもらうことも必要となるためTNRのリアルな伴走も必要となってきております。

人間社会から疎外された愛玩動物を飼いたいけれど飼えない方、次の世代の子ども達に、この世に暮らす「いのち」の大切さを伝えたいと思われている方……
その温かい一人一人のお気持が、今の問題だけでなく、命を互いに思いやる、やさしい社会を残していく一歩につながります。
どうか、ご支援のほどよろしくお願いいたします。